★診断と治療の進歩により、一部のがんでは早期発見、早期治療が可能となりつつあります。
がん検診には、利益と不利益がありますが、正しい方法を正しく行うことにより、がんによる死亡を減少させることができます。
★がん検診は、科学的な方法によってがん死亡率の減少が検証されています。
国が推奨するがん検診は胃がん検診、子宮頸がん検診、肺がん検診、乳がん検診、大腸がん検診の5種類です。
★検診は症状のない人が対象で、ターゲットとする病気を発見するために行われるものです。
多くのがんを見つけることだけが、がん検診の目的ではありません。
★がん検診の最大のメリットは、がんを早く見つけられることです。
デメリットとしては、がんが100%見つかるわけではないことや不要な検査や治療を招くことがあることなどがあります。
出典 国立がん研究センターがん情報サービス
監修 大塚弘毅先生(杏林大学医学部附属病院)